涙が止まらず立ち上がることさえ出来なかった。
心で寄り添うことが、連れ添うことだと気づかされた。
究極の夫婦愛とは添い遂げること、たとえどんな形であっても。

池波志乃さん（女優・エッセイスト）

"夫婦なんだから、そんなこといわなくたってわかるだろ！" と
嘘ぶいてきた日本男児は、妻から夫と認知されなくなったら、どうするでしょうか、、、。

大宅映子さん（評論家）

チャン・イーモウ監督の最新作、やはり素晴らしかった！
一つの大きな愛の形に圧倒されました。自分を支える大事な存在に改めて気付かされる作品です。

片岡愛之助さん（歌舞伎俳優）

逃亡者の夫のために妻が作る万頭、20年弾かれることのなかった古びたピアノ、
送られることのなかったボロボロの手紙…。
愛の深さを語るシーンの一つ一つに感涙！何という凄い映画でしょう。

加藤登紀子さん（歌手）

妻が近いのに遠い。遠いけど近い。思わず傍にいた夫の手を握りしめたくなりました。

倉田真由美さん(漫画家)

私たちはみんな、こんな風にすれ違っているのかもしれない。
切なく美しい物語は、誰かと生きることの本質を静かに描いている。

小島慶子さん（タレント、エッセイスト）

溢れる心の涙が止まらない。
これこそが純愛であり、最上級の愛の形。
切なくも一途できれいな真の夫婦愛。
是非、愛する人や愛したい人と一緒に観ていただきたい映画です。

佐伯チズさん（美肌師・生活アドバイザー）

二人だけのピアノの場面がすばらしい。家族でも密告しあう悲しい時代がかつてはあった。
今の日本にも、その予兆はある。
歴史は繰り返すというが、こんな悲しみを人々が味わう時代は二度と来てほしくない。

三枝成彰さん（作曲家）

想像を絶する悲しみに屈せず、絶えることのない妻への働きかけ、
常人には出来ない夫の深い愛の行動の数々。
チェン・ダオミンとコン・リーの抑えた演技がより一層の感動を呼ぶ。

草野仁さん（ＴＶキャスター）

時代が違えば、幸福な家族だったかもしれない。大きな歴史の波に引き裂かれても、そこにあった愛は決して消えない。 コン・リーの静かなる情熱に惹きつけられた。

中江有里さん（女優・作家）

　その温度
　その匂い
　そして、時間
チャン･イーモウという監督は
なんという人なんでしょう
いい映画でした
　そしてすばらしい3人のキャスト
痛いほど感じるコン･リーの演技には
　　　　　　　　　　　　殺られました

夏木マリさん

記憶を失った妻は夫と気がつかないまま、
心の底からの夫への愛と信頼を表現する。大人の愛の究極の形といえよう。

坂東眞理子さん（昭和女子大学学長）

なんて美しいもどかしさ。今まで感じた事のない『疼（うず）き』が全身をかけめぐり
大人げない戸惑いに久しぶりに嗚咽した。
やっと逢えたのに…やっと触れあえるのに…こんなに遠くにいるなんて。

萬田　久子さん（女優）

妻に先立たれて三年。お釈迦様の手の平の上の自分が見えてきました。
夫婦の愛、どうしてもっと妻を･･･どうしてもっと女房を･･･

みのもんたさん（キャスター）

妻に寄り添って生きる。
そういう男の生き方のほうが 会社に寄り添って生きるよりも勇気がいるかもしれない。

山名清隆さん（日本愛妻家協会）

東洋人である私たち全員が魂で知っている静かな戦い、
決して手放さない愛のやり方です。

よしもとばななさん（作家）